産地の特徴

ようこそ。私たちのみかんが育つ場所へ。

ファームオリンピアがみかんを育てているのは、熊本市河内町と玉名市天水町。

有明海を望む山の斜面に、みかん畑が広がる地域です。

太陽の光。
海からの反射光。
山の斜面と石垣。
そして、長い時間をかけて受け継がれてきたみかんづくり。

私たちのみかんのおいしさは、栽培技術だけでつくられるものではありません。

この土地だからこそ育つ味があります。

① 200年以上、みかんを育ててきた土地

河内町と天水町は、古くからみかんづくりが続いてきた産地です。

河内町では1782年から、天水町では1800年頃から、200年以上にわたってみかんづくりが受け継がれてきました。

天水町小天には、さらに古く、田道間守が持ち帰った橘をこの地に植えたことを始まりとする伝承も残されています。

なぜ、この土地で長くみかんがつくられてきたのか。

その理由は、ここから見える風景の中にあります。

② 太陽・海・石垣。みかんを照らす光

山の斜面から有明海を望む、河内町と天水町のみかん畑。

ここでは、太陽から降り注ぐ光だけでなく、有明海の海面からの反射光、そして段々畑の石垣からの反射光もみかんの木に届きます。

空から。
海から。
石垣から。

さまざまな方向から受ける豊かな光の中で、果実はゆっくりと育っていきます。

海と山が近い、この産地ならではの光景です。

③ 海と山がつくる、みかんの環境

みかん畑は、有明海に面した山の斜面に広がっています。

同じ地域であっても、標高、斜面の向き、日当たりによって、畑の環境は少しずつ違います。

朝と夕方。
晴れの日と雨の日。
秋から冬へと実が熟していく季節。

気温や日照の変化を受けながら、みかんは少しずつ色づき、成熟していきます。

私たちは、それぞれの畑と樹の状態を見ながら、収穫まで育てていきます。

④ 山の斜面と石垣

河内町と天水町を歩くと、山の斜面に築かれたみかん畑を見ることができます。

平らな土地ではありません。

斜面に畑を拓き、石垣を築き、みかんを植える。

先人たちは、この土地の地形を変えてしまうのではなく、地形を生かしながらみかん畑をつくってきました。

傾斜のある園地は水が流れやすく、みかん栽培にとって大切な土壌の水分環境にも関わっています。

私たちは雨の量や土の乾き方、樹の状態を見ながら、その畑に合った管理を行っています。

⑤ 一つひとつ違う、畑の土

同じ河内町、天水町であっても、すべての畑が同じではありません。

土の深さ。
石の量。
粘土の割合。
水の抜け方。
水分の残り方。

畑によって条件は異なります。

だから私たちは、「この産地だからおいしくなる」と自然任せにするのではなく、それぞれの畑の土と樹を観察しながら育てます。

土地の力を知り、その力を生かす。

それも、みかんを育てる私たちの仕事です。

この土地から、食卓へ。

200年以上続いてきたみかんの産地。

有明海を望む斜面。
太陽と海と石垣から届く光。
畑ごとに異なる土と水。

そして、その土地と向き合い続けてきた人の手。

そのすべてが重なって、一つのみかんが育ちます。

私たちは、この土地で育ったみかんを、
その背景にある風景とともに、皆様の食卓へ届けます。

FARM|農場の特徴

おいしさをつくるだけでなく、届けるところまで。

良いみかんが育つ土地があっても、それだけでおいしいみかんを届けられるわけではありません。

農場を適切に管理すること。
果実が熟す時を見極めること。
収穫したみかんを、その特徴に合わせて保管すること。

畑から食卓へ届くまで、一つひとつの工程を積み重ねる。

それが、ファームオリンピアのみかんづくりです。

① JGAP認証|「おいしい」の前に、農場をきちんと管理する。

ファームオリンピアでは、農業生産工程管理の基準であるJGAP認証を取得しています。

GAP(Good Agricultural Practices)とは、食品安全、環境保全、労働安全など、農産物を生産する農場が取り組むべき管理を継続的に実践していく考え方です。

農薬を適切に使用すること。
農場や設備を衛生的に管理すること。
働く人の安全を守ること。
そして、それらを記録し、確認できる状態にすること。

お客様からは見えにくい部分ですが、私たちはこうした日々の管理も、みかんづくりの一部だと考えています。

おいしいものを、安心して選んでいただくために。

感覚や経験だけに頼らず、農場として守るべきことを積み重ねています。

② 樹上完熟と貯蔵|みかんの「食べ頃」を考える。

みかんは、収穫すればすべて同じ味になるわけではありません。

品種や収穫時期によって、私たちは届け方を変えています。

秋から年末に収穫するみかんは、果実の状態を見ながら、できるだけ樹の上で成熟させて収穫する樹上完熟。

冬に収穫する晩生のみかんは、収穫後に貯蔵し、酸味が落ち着き、味わいがまろやかになる時を待ってから届ける蔵出し。

樹の上で待つか。
蔵の中で待つか。

大切なのは、早く出荷することではなく、そのみかんのおいしさを生かして届けること。

季節と品種、それぞれの果実の特徴を見ながら、食べていただく時までを考えています。

③ みかんを休ませる、昔ながらの蔵。

収穫したみかんを長く楽しんでいただくためには、畑を離れた後の環境も大切です。

ファームオリンピアでは、晩生みかんを貯蔵するための蔵を活用しています。

木箱にみかんを収め、果実の間に空気が通るようにする。

土床によって蔵内の湿度変化を穏やかにし、厚い壁と周囲の環境を生かして、外気温の急激な変化を受けにくい場所で保管する。

機械で急いで味をつくるのではなく、みかんがゆっくりと落ち着いていく時間を待つ。

収穫した瞬間をゴールにせず、その先にある「食べる時」まで。

蔵もまた、私たちのみかんづくりを支える場所です。

会社概要

COMPANY

「作る力」から、「届ける力」へ。

ファームオリンピアは、2014年にみかん農園としてスタートしました。

創業当初、私たちが考えていたのは、どうすればもっとおいしいみかんをつくれるのかということでした。

栽培技術を磨き、品質を高める。

農業者として、「作る力」を高めることから私たちの事業は始まりました。

しかし、農業を続けていく中で、一つのことに気づきます。

良いものをつくることと、その価値が伝わることは同じではない。

どれだけ良いものをつくっても、その価値がお客様に届かなければ、選んでいただくことはできません。

そこから私たちは、青果だけでなく加工品をつくり、海外へ届け、自社ブランドを立ち上げ、Web販売や小売・卸との取引へと、少しずつ事業を広げてきました。

生産から、加工、販売へ。

「何をつくるか」だけではなく、
「誰に、どんな価値を、どう届けるか」を考える。

「作る力」に「届ける力」を加えることが、現在のファームオリンピアの事業です。

畑から食卓へ。食卓から畑へ。

私たちは生産者であると同時に、商品を買い、食べ、誰かに贈る一人の消費者でもあります。

だから、「良いものができた。さて、どう売ろう」だけでは終わらせません。

誰が食べるのか。
どんな場面で選ばれるのか。
なぜ、この商品を選んでいただけるのか。

畑から食卓を見る。
そして、食卓から畑を見る。

つくる側と食べる側、その両方の視点を行き来しながら、商品を考えることを大切にしています。

「選ばれる理由」から、商品を考える。

市場には、たくさんのみかんがあります。

その中で、「おいしい」「品質が良い」だけでは、商品の違いを伝えることが難しくなっています。

どこでつくられたのか。
誰がつくったのか。
どんな場面で楽しんでもらいたいのか。
なぜ、この商品を選ぶのか。

商品そのものだけでなく、その背景や意味まで含めて価値をつくる。

そして、売り場やお客様が変われば、求められる商品や選ばれる理由も変わります。

だから私たちは、

「つくったものを、どう売るか」ではなく、
「誰に、どんな価値を届けるか」から考える。

生産と市場の間を行き来しながら、選ばれる理由のある商品を育てていきます。

農業に、新しい力を掛け合わせる。

農業だけを見ていては、生まれないものがあります。

加工、流通、小売、デザイン、研究、異業種、地域。

異なる経験や技術、視点を持つ人と出会うことで、農産物に新しい価値が生まれます。

自分たちだけですべてを完成させるのではなく、

農業を起点に、人・技術・市場をつなぐ。

さまざまな人と力を掛け合わせながら、みかんと農業の新しい可能性を探していきます。

「たくさんの中の一つ」ではなく、「選ばれる一つ」へ。

すべての人に選ばれる商品をつくることが、私たちの目標ではありません。

ある人にとって、

「これを選びたい」

と思っていただけるものをつくる。

その人を想像し、その人に届く商品と届け方を考える。

作る力を、届ける力へ。
届ける力を、農業を続ける力へ。

ファームオリンピアは、つくるところから、その価値がお客様に届くところまでを考える農業を目指します。

COMPANY PROFILE|会社情報

会社名株式会社ファームオリンピア
代表者名山下裕介
本店所在地(事務所)熊本県熊本市中央区国府4丁目3番18号
支店所在地(集出荷施設)熊本県玉名市天水町小天671-1
法人番号7330001024074
創業2014年5月
設立2017年5月
資本金50万円
従業員数役員1名 常勤2名、非常勤3名
栽培面積3ha
事業内容みかん類の生産加工販売
取扱商品みかん、不知火、河内晩柑、各種ストレートジュース
認証取得JGAP
取引銀行日本政策金融公庫 熊本支店

2014年

創業

河内町にみかん園を開園。
高糖度みかん栽培に着手し、不知火・河内晩柑へ園地を拡張。      「作る力」から、ファームオリンピアは始まりました。

2015年

加工・海外へ

ストレートジュースの委託製造を開始。

同年、シンガポールへの輸出を開始。
翌2016年には台湾、香港へと販路を広げました。           青果から加工へ。
国内から海外へ。         「届ける」という仕事が始まります。

2016年–2017年

農場から会社へ

2016年、JGAP認証取得。

2017年、株式会社ファームオリンピアを設立。
同年、ASIAGAP認証取得。

農園から、継続的に生産・加工・販売を行う会社へ。

2017年-2018年

農業経営と輸出を考える

「農業法人の輸出取組と経営規模・収益性」 

生産だけではなく、農業経営、市場、輸出という視点から事業を考える取り組みを進めました。

2018年-2019年

自社ブランドへ

自社ブランド「スイートンビター」を開発。

農産物をそのまま販売するだけでなく、

「どんな商品として届けるか」

を考える取り組みが始まりました。

2020年-2021年

輸出取組を拡大

かんきつを品目とするGFPグローバル産地づくり推進事業に採択

2021年–2023年

国内市場へ

2021年、HP開設、Web通販を開始。

2022年、選果施設を整備し、機械化・省力化を推進。

2023年、国内小売店・卸売事業者への出荷を本格化。

「つくる」から、「届ける」。
そして「選ばれる」へ。

2025年–2026年

個人の力から、チームの力へ

栽培面積の拡張と事業の成長に伴い、リーダーシップ開発とチームづくりに着手。

一人の経験や判断に頼る農業から、それぞれが役割を持ち、力を発揮できる組織へ。

農業の成長を、人と組織の成長へ。

ファームオリンピアは、チームで成長できる農業を目指しています。

ブログ

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また、小売・卸・飲食店など事業者の皆様からの商品のお取り扱いや商談、取材・連携についてのご相談もお待ちしています。

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